〜私の鍼灸の道のり〜

다시시작（ダシジャク）

韓国語で再びスタート、再チャレンジの意味です。

「チャレンジしているうちは失敗はない。あきらめた時が失敗である。」〈稲森和夫〉

※私が大事にしている言葉の一つです。

こんにちは、院長の池(ジ)と申します。私は韓国ソウル出身で、2001年に日本へ参りました。私が鍼灸師になったきっかけは、大学生の時に経験した一つの事故です。

〜鍼灸との出会い〜

大学在学中、旅先でオートバイにはねられるという大きな事故に遭いました。頭を10針縫うほどの大怪我で、打撲による足の内出血もひどかったのですが、西洋医学の治療だけではなかなか回復しませんでした。

そんな時、以前に腰痛や捻挫で鍼灸治療を受け、症状が良くなったことを思い出しました。藁にもすがる思いで鍼灸院を訪ねたところ、体の不調が徐々に改善していくにつれて、塞ぎ込んでいた気持ちも晴れやかになっていきました。

〜鍼灸師への道〜

この大きな怪我は、結果的に鍼灸の素晴らしさを身をもって体験する良い機会となりました。この経験から「私も鍼灸を通じて人々の役に立ちたい」という強い思いが芽生え、大学卒業後は専門学校で鍼灸を学び、鍼灸師の道へ進みました。
鍼灸師になってからは、腰痛や肩こり、美容鍼といった一般的な治療に加え、婦人科疾患や不妊治療に悩む患者様にも寄り添ってまいりました。

さらなる技術向上を目指し、2017年から約1年間は故郷の韓国へ渡り、高麗手指鍼（こうらいしゅししん）を学びました。手指鍼は、指の痛み（ヘバーデン結節）、婦人科疾患、不眠、頭痛、自律神経の乱れ、更年期障害、アトピー性皮膚炎、リウマチなど、幅広い症状への効果が期待できると言われています。

〜一人ひとりの健康と笑顔のために〜

鍼灸師としてこれまでも、そしてこれからも大切にしていきたい信念が一つあります。それは「鍼灸は、一人ひとりの健康と笑顔のためである」ということです。患者様お一人おひとりの心身に寄り添い、丁寧な治療を心がけています。

※写真は、イベントに出店した際の様子です。このように、手指鍼は場所を選ばず安全に行えるのが特長です。ぜひ一度、お気軽にご相談ください。